12月26日(木)に理工学部 情報ネット・メディアコースと大学院情報学専攻の学生が、都内にあるフリービット株式会社様のデータセンターの見学を行いました。今回の見学は、ネットワーク系の演習科目の授業の一環として行われたものです。フリービット(株)のデータセンターは、TIS株式会社様のデータセンター内に設置されているもので、見学に際しては両社の方にご説明・ご案内を頂きました。
 当日は、最初にフリービット(株)の方に業務全般と本データセンターで展開されているクラウドインフラ事業、DaaS (Desktop as a Service)についての取り組みなどについてのお話をお聞きし、続いてTIS(株)の方にデータセンターの施設の概要をご説明頂きました。その後、普段は入れないサーバルームや電源・セキュリティの施設などを見学させて頂き、災害に強い都市型データセンターとはどのようなものか、また通信事業を行う際にデータセンター内でどのように作業や保守を行っているのかについて現場で知ることが出来ました。
 参加した学生からは「最先端のネットワークインフラ環境がどのような構成になっているのかを全体的に俯瞰することができて大変勉強になりました」「将来の仕事をイメージする一助になった」「クラウドサービスを運営するうえで、UPSや発電機などの電源から災害に強い建物にいたるまで、非常に頑健なシステム構造が必要になるのだと思い知らされました」などの感想がありました。それぞれ、普段の学校生活の中では中々得られない知識や見識を得ることができたようです。