7月11日(木)に理工学部 情報ネット・メディアコースと大学院情報学専攻の学生を主な対象として、情報セキュリティ講演会を開催しました。本講演会はグローバルに資格試験を展開されているCompTIAのスカラーシッププログラムの支援を受けて行われたものです。
当日は、最初にCompTIA日本支局マネージャーの大野真様より、CompTIAの概要と資格を取得することの意味や意義についてご講演頂きました。続いて、アクセンチュア株式会社 セキュリティコンサルティング本部 シニア・マネジャーの坂本大憲様に「Security awareness – Cyber security now」というタイトルでご講演を頂きました。ご講演の中では、昨今話題となっている「セキュリティ人材が2020年に約19万人不足する」ということの意味から始まり、インターネットの進展に伴って攻撃手段がより複雑かつ深刻になっていく様子、セキュリティ環境における現在の世界のシビアな状況などについて、より具体的かつ分かりやすくご説明を頂きました。また、大野様、坂本様のいずれのご講演でもワークショップ形式での取り組みも行われ、聴講するだけでなく各自で考え、議論し、プレゼンすることにより、ご講演頂いた内容について一層理解を深められたようです。
学生自身の感想としても「これからの学習意欲と将来の進路への考え方を高められた」「自分や他のユーザの情報を守るために、もっと知識を身に着けたいと思った」「セキュリティを学ぶには、いろいろな観点から見てみることが重要だと分かった」などの声が挙がり、今後学習を進める上で大変良い機会となったようです。