研究室紹介 | 関東学院大学 理工学部 情報ネット・メディアコース

研究室紹介

情報学系情報ネット・メディアコースでは、3年次の「卒業研究基礎」から 以下の各研究室に配属され、

4年次の卒業論文作成および発表に向けて研究を行います。

 

数式処理研究室 知能システム研究室 ネットワークセキュリティ研究室
無線通信ネットワーク研究室 センシングシステム研究室 情報ビジョン研究室
ITS通信研究室 知能ロボット研究室 グラフ理論研究室
通信システム研究室 人間・社会情報処理研究室    

数式処理研究室HP

研究内容

数式処理とその応用を研究する数理科学の研究室です。

数式処理(システム)と は、コンピュータで数式をそのまま扱い、記号的に代数処理する手法(ソフトウェア)です。数式処理システム上で、より高速に演算する方法や、グラフを正確にコンピュータ上で描画する方法、応用として実世界や工学の問題を数式処理を用いたアプローチで解決する問題などを研究しています。

テーマ

  • 数式処理計算の高速化とデータ型の研究
  • 多変数陰関数の正確なグラフ描画の研究
  • 数式処理を用いた応用ツールの開発
キーワード:数式処理、高性能計算、データ型とアルゴリズム
数式処理研究室

 

 

 

知能システム研究室HP

研究内容

集団としての人の振る舞いを理解するための研究を中心として行っています。

人が集まり、相互作用を及ぼし合い、何らかの集団現象が創発する過程を分析するために、Agent Based Modelを利用したシミュレーションやSocial Networking Serviceの分析などを行っています。また、マンガを用いたオリジナル教材を開発し、それを利用することで、人がどのように集団として学習を行うのかを分析しています。

テーマ

  • Agent Based ModelによるSocial Simulation
  • Social Network AnalysisやText miningによるSocial Networking Serviceの分析
  • マンガケース教材を利用した集団学習
キーワード:Agent Based Model、集団学習、マンガケース教材
知能システム研究室

ネットワークセキュリティ研究室HP

研究内容

ネットワークシステムのセキュリティやプライバシを、システム運用前の設計段階から確保したい。私たちは、数理論理学を応用したフォーマルメソッド(形式手法)と呼ばれる手法を駆使し、システムのセキュリティとプライバシを設計段階で厳密に検証する技術の研究に取り組んでおります。

テーマ

  • セキュリティプロトコルの形式検証
  • プライバシ保護技術
  • 計算論的トラスト
キーワード:セキュリティ・プライバシ・フォーマルメソッド(形式手法)
画像メディア工学研究室

無線通信ネットワーク研究室HP

研究内容

いつでもどこでもコンピュータネットワークを構成する技術 について研究をしています。例えば、ITS(高度交通システム) において車両間で互いの位置・速度情報を交換することで 安全性を高めるシステムが検討されています。この際、 偶然隣り合った車両同士の通信を成立させる方法が 重要となります。また、災害で携帯電話網などが使用できなく なった際には、被災地の連絡手段を確保するための車両や オートバイ上の端末を使ったネットワークの構成技術が 重要となります。これらの特殊な状況から、意識することなく 通信可能な普段の生活に溶け込んだネットワーク接続技術まで、 利用者に優しい通信システムの実現を目指し研究を行っています。

テーマ

  • 車両・道路側通信機関通信システムのための通信経路選択方式に関する研究
  • 車両間通信における車両位置の階層型誤り訂正符号化方式に関する研究
  • 車両位置により発信タイミングを制御する改良型CSMA車両間通信方式に関する研究
キーワード:ユビキタスネットワーク、ITS(高度交通システム)
画像メディア工学研究室

センシングシステム研究室HP

研究内容

センサ応用やセンサ信号処理を中心に研究を行っています。センサを使って得られた情報は1つのデータでしかありませんが、様々なセンサを使い得られた情報をまとめて処理して、さらに詳細な情報を取得して、人の生活を楽にしていく研究や、それらをロボットに搭載し出力する研究も行っています。

テーマ

  • 室内の環境変動を用いた居住者の活動把握に関する研究
  • 植物の茎内水分量変動計測と応用に関する研究
  • 人の生活を楽にするロボットの開発
キーワード:センサ応用、ロボット
平澤研究室

情報ビジョン研究室HP

研究内容

カメラから入力された画像内から対象物を抽出して、それを自動的に認識・識別する研究を行っています。 またカメラで入力された画像に、3次元CGを加える研究も行っています。 画像を用いたプログラミングを通じてロボットビジョン技術に関して勉強・研究します。

テーマ

  • 顔画像を用いた表情認識
  • ARの家具仮想配置システム
  • VRによるキャンパスツアーシステム
キーワード:画像処理、CG、AR、VR
画像メディア工学研究室

ITS通信研究室HP

研究内容

最先端の情報通信技術を利用して、人と環境に優しい交通システムを目指すITS(高度交通システム)、ITS社会実現のためには、様々なテクノロジィの開発が必要です。白線検知のためにの画像認識技術、ネットワークと車両が通信するための無線通信技術、センサから集まった情報を解析する情報処理技術、車両をコントロールする制御技術、などがあります。当研究室では、新世代携帯電話に採用されているスペクトル拡散方式を用いた車車間通信、車載用レーダに関する新しい研究を中心にITSの研究を行っています。ゴールは自動運転で、運転席のスイッチ一つで安全に目的地まで行ける自動車、夢の自動車の実現を目指しています。

テーマ

  • スペクトル拡散方式を用いた車車間通信・測距統合システム(SSブーメラン方式)の研究
  • スペクトル拡散方式を用いた車車間通信デモンストレーション機の製作
  • 赤外線信号機による自動制御車両デモンストレーション機の製作
キーワード:ITS(高度交通システム)、情報通信、無線システム
画像メディア工学研究室

知能ロボット研究室HP

研究内容

生物の脳の神経回路網を数理モデルで表したものをニューラルネットワークといいます。機械学習という分野に属し、人工知能の一種です。近年、注目されているディープラーニングは、そのニューラルネットワークを改良、発展させたものです。人工知能はロボットはもちろんのこと、家電や自動車など様々なものに応用が出来ます。色々なものを賢く、便利にするための技術について研究しています。

テーマ

  • ディープラーニング(ニューラルネットワーク)の画像処理、ロボットの行動制御への応用
  • 人工知能・機械学習に関する研究
  • 知能ロボットに関する研究
キーワード:人工知能、機械学習、知能ロボティクス
知能ロボット研究室

グラフ理論研究室HP

研究内容

グラフとは、関数のグラフのことではありません。電車の路線図に見られるような、点と線からなる図形のことです。一筆書きもグラフの問題です。一筆書きできるかどうかは、やってみる以外にグラフの形から判定する方法があります。電車の路線図から作ったグラフに、隣合う駅間の所要時間を線上に書き込むと、A駅からB駅までどう行ったら一番早いかすぐにわかる方法があります。このように、問題を整理してグラフで表し、特徴づけを行う、あるいは、最適な方法を見つけるための手法(アルゴリズム)を学び、現実の問題を解決するための基礎研究を行います。

テーマ

  • ネットワークのためのグラフ理論とアルゴリズム
  • グラフ理論と最適化アルゴリズム
  • 数理計画問題
キーワード:グラフ、ネットワーク、最適化
画像メディア工学研究室

通信システム研究室HP

研究内容

ものづくりを体験して学ぶことを基本としています。実際のものに触れることが、将来、仕事をしていくときに非常に大切な経験となります。研究室では、電子回路を中心に、ワンチップマイコンを使ったシステムやオリジナルのLSIを作ったりします。ハードウェア(ロボットや電子回路)からソフトウェア(画像処理)、その間のファーム(ミドル)ウェアまで、すべての範囲が研究内容です。産業界で需要が高まっている組み込み技術やFPGA(LSI開発)の知識などを身につけることができます。卒業研究の最終目標は、「商品として売り出せるもの、世の中に役に立つものを開発する」です。

テーマ

  • ジェットエンジン騒音実験における模型ジェット機の高度測定装置の開発
  • 簡単なカオス発振回路を用いた車車間通信システムの開発
  • H8マイコンを使った自動電話応答装置の開発
キーワード:ものづくり、電子回路、マイコン
画像メディア工学研究室

人間・社会情報処理研究室HP

研究内容

社会における問題を解決することを行っています。そのときに、人ならではの誤りや促進のやり方、また人が集まると良かれと思うことが変化したりする事象に着目して、人とヒト・モノ・コトとの関わり合いを捉える研究をしています。
 様々な題材があるなか、特に、人事・教育関係は、データに基づいて分析したり、フィールドに行って調査したり、評価を行ったり、教材もオリジナルで作成してと多岐にわたって扱っています。情報の表現の仕方で学びやすいポイントと学びにくいポイントがずれていくことなどをも研究対象です。さらに、医療の問診を題材にどのような人物がどのような背景をもってどのような対話にすると言いやすくなるかなど、人とコンピュータとの心地よい関係の生み方を研究しています。

テーマ

  • 誤りやすさや誤解の仕方など人や社会の現象のモデル化
  • 長期間に渡って人と関わり、エスコートしてくれる仕組みの構築
  • 情報教育向けの教材開発
キーワード:学習・研修・集団行動分析、エスコート・エージェント、情報表現
人間・社会情報処理研究室
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